外壁の木部塗装で気をつけたいこと
外壁塗装に於いて、木部は塗料がはがれやすい部位の一つです。塗装がはがれやすいばかりではなく木部の塗装の際は「ケレン」と呼ばれる手の込んだ下地処理が必要となる為に、施工不良が起こりやすい箇所でもあります。
そこで、この記事では木部塗装における注意点についてまとめました。
木部塗装のケレンとは
ケレンとは既存の塗膜を削り取る下地調整です。
劣化した塗膜の上に塗料を重ねてもすぐに塗料ははがれてきてしまいます。そこで、紙やすりなどで既存の塗膜を削り取り、塗料が乗りやすく加工をするのがケレンと呼ばれる下地調整です。
だからこそ、外壁塗装の際はしっかりとケレンをしているか注意深く観察することが重要です。
木部塗装で重要な塗料選びのポイント
外壁塗装に於いて木部で使用する塗料のグレードを下げる人がいます。そのように提案をする業者もいるようですが、木部は外壁よりも、耐用年数が短くなります。つまり劣化しやすいってことですね。
付帯部だけをこまめにメンテナンスするのであれば構いませんが、それでは手間がかかりますし、費用も高くなってしまいます。どうせなら次回の外壁塗装の際に一緒に付帯部まで一緒に塗装をしたいですよね。
そこで、ポイントなのですが、木部は耐用年数が短いことを念頭に於いて、次回の外壁塗装まで塗装サイクルを伸ばす必要があります。
だからこそ、木部の付帯部の塗装だからといって塗料のグレードを下げるのではなく、外壁塗装の耐用年数に合わせることが重要です。
その方が長期的に見ても費用が節約できるので、これから外壁塗装を行う方はぜひ参考にしてみてください!